キッチンの蛇口は頻繁に使うぶん劣化しやすい?

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通説として、よく使うものほど壊れやすいというものがあります。これはどのようなものにでも当てはまると考えられていますので、水回り、特に蛇口においても言えることかもしれません。そのため、キッチンの蛇口のような頻繁に使うものは劣化しやすいのではないかと考えられています。では実際にキッチンの蛇口は頻繁に使う分、本当に劣化しやすいのでしょうか?

これについてはイエスだと言えるでしょう。というのも、蛇口の内部には水をせき止める役割をしてくれているパッキンという部品があります。このパッキンは水が流れる度にほんの微々たる部分ではありますが、徐々に水流に削られて劣化が始まっていきます。それが数年単位になれば大きな損傷となり得ますので、結果として水漏れなどのトラブルに発展してしまうことが考えられるのです。そのため、頻繁に使用しているキッチンの蛇口などは、トラブルが起こってしまう前に対策を行うために、定期的なメンテナンスを行っておく必要があるでしょう。

さて、それではあまり蛇口を劣化させないために、蛇口をできるだけ使用しなければいいのかと思われるかもしれません。確かにそのような方法も一理ありますが、劣化を恐れるあまり全く使用しなくなってしまうとそれはそれで問題があります。というのも、水の流れが滞留してしまうと、そこの蛇口の金属部分が腐食してしまうというトラブルが発生します。そのため、全く使用しない蛇口であったとしてもそれはそれで劣化しやすいと言えるのです。

これらのことから考えると、頻繁に使用するキッチンのような蛇口は劣化しやすいと言えますし、全く使用しない蛇口もまた別の要因にて劣化しやすいということが結論です。そのため、できるだけ蛇口を安定的に使用したいと考えるのであれば、適度に使用し、適度に休めるという点を考えて使用すればいいでしょう。それに加え、定期的に業者にメンテナンスして貰えば安心です。