蛇口の水の出し止めはこういう仕組みでできる

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いつも使用している水道の蛇口ですが、当たり前のようになっている蛇口を深く考察してみると、ふと不思議なことに気づくことはありませんか?それは蛇口の水はどうやって出したり止めたりしているのかという点についてです。水道を流れている水の圧力は相当な威力を持っているはずなのに、それを出したり止めたりできるのは何か複雑な秘密があると思いませんか?そんな蛇口の水の出し止めについて、その仕組みがどのようにできているのか触れてみたいと思います。

まず蛇口を語る上で欠かせないのが「パッキン」と呼ばれる部品の存在です。パッキンというと、非常に様々な製品で耳にするものだと思いますが、こと蛇口の場合、このパッキンは水をせき止める役割をしてくれる存在になります。このパッキンはどこについているのかというと、捻るタイプの蛇口であればその捻るハンドル部分の真下、レバータイプの蛇口の場合はレバーの真下についています。そしてハンドルをひねったりレバーを上げ下げしたりすることによって、このパッキンが蛇口の水の出し止めを制御することになります。

ここまで話せばある程度気づかれるかもしれませんが、実は蛇口の水の出し止めの仕組みはこれだけ。つまり構造的にはパッキンが水の流れをせき止めたり、そのせき止めた水を流したりすることができるような仕組みになっているだけであって、何も複雑な仕組みになっているわけではありません。ただ、簡単に蛇口の水の出し止めを語っていますので、本物の水道の構造はもう少し細工は施されています。けれども、基本的にはこれが水道の仕組みですから、思っていたよりも意外と簡単な作りであることに気がつくでしょう。

そして上記の点から考えて、水道の出し止めにおける重要な役割を持っているのがパッキンという部品であり、そのパッキンが損傷を起こしてしまうと水道からの水漏れなど様々な問題が起こってくることも理解できると思います。